小児の口腔軟組織の異常について

こんにちは。ニコデンタルクリニック歯科衛生士の日浦です。

今日はお口の中で特に小児に多く発現する口腔軟組織の異常について書きたいと思います。

赤ちゃんは口腔軟組織に異常があっても自分から訴えることはできません。麻疹・水痘・手足口病のようなウィルス感染などの皮膚疾患の一症状として口腔内に初期に症状が現れることが多く、口腔内から全身疾患が発見されることも多くあります。

麻疹ウィルスの感染により体に発疹が出る前に、奥歯の頬粘膜に周囲が発赤した白色の小さな斑点がお口に出ることがありこれをコプリック斑といい麻疹の診断の目安になります。

水痘は帯状ヘルペスウィルスの初感染で生じ、小児では前駆症状を認めずに発疹で発病します。お口の中にも口内炎のような潰瘍を生じます。

手足口病は1歳から2歳の乳幼児に多くみられ、コクサッキーウィルスの感染により手の平、足の裏、口腔粘膜に水疱性発疹が現れます。発熱などはなく約1週間で消失します。

うちの息子も生後17日となり今は自宅で過ごしていますが、あと12日もすれば新生児期ではなくなり、乳児期に入りしばらくしたら少しずつ外気にふれるところから外出もできるようになるのが楽しみですが、まだまだ乾燥して寒い季節柄、風邪などウィルス感染に気を付けたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 


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