アーカイブ: 5月 2014

離乳食の進め方について

こんにちは。ニコデンタルクリニック歯科衛生士の日浦です。

本日は離乳食の進め方とお口の状態についてお話ししたいと思います。

生後5〜6か月は一般的に離乳の開始時期、今までおっぱいやミルクで育ってきた赤ちゃんが固形の食べ物を食べられるようになるまでの移行時期です。歯が生えてくるのに個人差があるようにお口の発達にも個人差があるのでお友達が始めたからといっ焦って始める必要はありません。あくまで赤ちゃんのペースを優先して進めましょう。

母乳やミルクで栄養を摂取していた授乳期からおとなの食事にに近い幼児食で成長に必要な栄養を摂るためだけでなく、噛む、飲み込むという食べる練習をする時期でもあります。首がすわり、支えがなくても座れるようになり、大人が食べている姿をみてお口をパクパクしたり興味をしめしてきたら離乳食を始めるころあいです。

離乳食のスタートは滑らかにすりつぶした液状で、初めて与える食品は1日1回1さじから、与えるのは赤ちゃんの機嫌の良い午前中の授乳前が適しています。食べ物を口から出してしまうときは少量を下唇の上にのせるとうまくお口に取り込みやすいようです。

私の息子も今日で生後4ヶ月になりました。今日まで本当にあっというまで、あと1、2か月もすれば離乳食を食べているなんて・・・想像するだけでかわいいです!!

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親知らずぬきました

こんにちは!ニコデンタルクリニック歯科助手の翁長です。

あっという間に5月も後半ですね。もうすぐ夏です。

季節の変わり目は風邪が流行ります。

体調管理にはくれぐれも気を付けたいですね。

 

こないだ先生に左下の親知らずを抜いてもらいました!

何度も腫れて痛い思いをしたので、抜いてもらえて助かりました(笑)

不安もありましたが抜いてもらえてよかったです!r

 

ささいなことでもご相談にいらしてくださいね!

 

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乳児期、離乳期の食育について

こんにちは。ニコデンタルクリニック歯科衛生士の日浦です。

今日は赤ちゃんの食育についてお話ししたいと思います。

母乳育児は赤ちゃんやママ自身の病気を防ぐといわれていますが、何より赤ちゃんとママの絆を強くすると実感しています。そして離乳食や幼児食の「噛む」「飲み込む」など口腔機能の発達の基礎にもなるともいわれています。そして、離乳期には離乳食を通して、少しずつ母乳以外の食べ物に親しみながら食べ物を「口に取り込む」「噛む」「飲み込む」ことを学んでいくので離乳食への移行を適切に進めることが重要だと思います。

私の息子もやりますが、手をグーにして吸ったり、指を吸ったり、おもちゃをくわえるなどの遊びは一見不衛生でやめさせたくなりますが、離乳食を食べるための口唇や舌や顎を動かし食べ物の感触、大きさなどを認識する準備行動なのでやめさせないほうがよいとされています。

食べ物の固さや大きさが変化していく離乳食を順調に咀嚼して嚥下するには歯の生え方が影響するため前回もお話ししましたが月齢ではなく歯の生え方に応じた離乳食で進めていくことが重要だと思います。

味覚の発達にも離乳食は重要な役割があるのでベビーフードのみに頼らずママが手作りする離乳食によって、かむことで味覚を感じること、いろいろな食べ物を「見る」「嗅ぐ」「触れる」ことが感覚を刺激し発達に重要とされています。

今はたくさんのベビーフードがありますが、私の母や姉がしてきたように私も手作り離乳食のみで頑張っていきたいと今から勉強中です!!

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離乳食と幼児食について

こんにちはニコデンタルクリニック歯科衛生士の日浦です。

今日は離乳期から幼児期の子供が食べにくい食材についてお話ししたいと思います。

乳歯列では一般的に・・・

・皮が残るもの・・・トマトの皮、豆の皮

・ペラペラしたもの・・・わかめ、レタス

・弾力のあるもの・・・こんにゃく、きのこ、かまぼこ

・固すぎるもの・・・かたまりのお肉、いか、たこ

・口の中でまとまらないもの・・・ひき肉、ブロッコリー

・匂いのつよいもの・・・にら、しいたけ

・唾液を吸うもの・・・パン、卵の黄味、さつまいも

・誤飲しやすいもの・・・こんにゃくゼリー、おもち

が苦手とされています。「何か月になったからこの食べ物」ではなく「この歯が生えてたべられるようになったからこの食べ物」と判断していただいたほうが良いです。

噛めるようになっているのにやわらかい食べ物しかお口に入ってこないと逆に咀嚼機能や顎の発達も遅れ、噛む気がなくなってしまいます。

毎日の歯磨きの際に虫歯や異常のチェックはもちろんにこと、こんな食材が食べれるかな、まだかなと観察しながら進めていただきたいと思います。

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咀嚼の発達と幼児食について

こんにちは。ニコデンタルクリニック歯科衛生士の日浦です。

今日は前回の続きで幼児食と咀嚼の発達についてお話ししたいと思います。

母子健康手帳には、離乳の完了は15カ月となっていますが、実際大人と同じような固いものが噛めるのは3歳過ぎです。上下の奥歯が生えそろう前に固い食物を与え続けると、噛まない、丸のみする、固いものが嫌い、偏食の子供になるともに丸のみでたべると過食になりやすく肥満の原因になるともいわれています。

幼児食の与え方は、月齢よりも第一乳臼歯の生え方によって見極めたほうがよく、第一乳臼歯が生えそろうと噛みつぶしができるようになるのでそれほど固くない食品、卵焼きやコロッケなどが食べられるようになりますが、とんかつやおもちやステーキのような食材は第二乳臼歯が生えそろった3歳すぎまで控えたほうがよいとされています。

幼児期は子供の咀嚼機能と食習慣を育てるのに大切な時期であり、お母さんと一緒に楽しく食べることで唾液の分泌も活発になり、食物が食べやすくなりよく噛んで味わって食べるもととなります。

私の息子にも離乳食が始まったら、いろんな食材を工夫して調理し、味覚の豊かなよく食べる子供にしたいと今から勉強中です。次回も勉強している中から歯科からみた離乳食や幼児食について書きたいと思います。

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