咀嚼能力の発達と離乳について

こんにちは。ニコデンタルクリニック歯科衛生士の日浦です。

今日は乳児の咀嚼機能の発達と離乳食についてお話ししたいと思います。

赤ちゃんは哺乳反射が2~3か月で消退したあとに、顎や口腔系の器官が徐々に成熟し食べ物による刺激経験を通じて咀嚼機能を学習していきます。その咀嚼の発達に重要な時期が離乳期です。

一般的に離乳の開始は生後5~6カ月頃といわれています。離乳のスタートから完了は約1年をかけてゆっくりとすすめます。

生後1~4カ月は「舌のみ期」と言われ、舌の前後の運動により液体を飲み込むことが出来ます。

生後5~6カ月になると「口唇食べ期」「ごっくん期」と言われ、舌の前後の運動により口唇を閉じてどろどろのものを飲み込むことが出来ます。

生後7~8カ月になると「舌食べ期」「もぐもぐ期」と言われ、口唇を閉じて顎の上下運動や舌の上下運動が出来、数回もぐもぐして舌で咀嚼することができるのでこの頃の離乳食は舌でつぶせる固さにします。

生後9~11カ月になると「歯ぐき食べ期」「かみかみ期」と言われ、口唇を閉じて咀嚼し、舌の左右運動が出来ます。歯茎で上手に咀嚼できるので離乳食は歯茎でつぶせる固さに調理します。

1歳~1歳6カ月頃離乳の完了となり、「歯食べ期」「かちかち期」と言われます。咀嚼運動が完成し歯で上手に咀嚼できますが疲れやすいです。離乳食も歯でかみつぶせる固さにします。

私の息子も先日ようやく生後3か月となり体重も出生時の2倍となりすくすく成長しています。今日まであっという間でしたので離乳食もあっという間に始まると思うと早くたくさん勉強しなければ!!です。


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