Author Archives: 西野勝

歯の発育について

こんにちは。ニコデンタルクリニック歯科衛生士の日浦です。

今日は歯の発育について書きたいと思います。

乳歯の発生は胎生6週頃に始まり細胞が分化したり、石灰化したりしながら作られていきます。

乳歯は赤ちゃんがおなかにできたかなり早い段階で発生し作られますが、歯の発育時期に障害を受けると、歯の発育段階に応じて形成障害が起こります。

歯の数の不足として歯胚といわれる歯のおおもとが形成されず、増殖が行われなかった場合に歯が発生せず先天性欠如となります。先天性欠如は乳歯より永久歯に多く見られ、ともに上の前歯に好発します。

まだ、私の息子は生後16日ですがもう6歳臼歯が石灰化を始めている時期でもあり、歯だけでなく様々な器官が発育しているのだなとしみじみ思います。

私からの母乳の栄養や環境でこの子の体が今作られていると思うと、ちゃんと考えて栄養を摂取しようと思います!!

 

 

 

 

 

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リガ・フェーデ病について

こんにちは。ニコデンタルクリニック歯科衛生士の日浦です。

今日はリガ・フェーデ病について書きたいと思います。

通常赤ちゃんのお口は生まれてきた時には歯は生えておらず、平均して6~8カ月頃に生え始めてきます。

しかし、生まれてきた時にすでに歯が生えている場合がありこれを出生歯といいます。他に、生後1カ月以内に生えくる乳歯を新生児歯といいます。これらを先天性歯といいますが、おもに下顎の前歯みられることが多いです。

先天性歯は先端が鋭利で、舌下部に潰瘍を形成することがありこれをリガ・フェーデ病といいます。

赤ちゃん自身のお口も傷つけたり、お母さんの乳首を傷つけたりして哺乳に障害を与える場合は先端を削合して丸めたり、抜歯が必要になります。

うちの息子は今のところ先天性歯はありませんが、なくても乳首は傷だらけで授乳が痛いのにこれで歯があるなんて・・・

何よりこんなに小さな赤ちゃんの歯を削ったり、抜いたりするなんてかわいそうすぎるので通常どうり6カ月頃まで生えてこないことをを祈ります。

 

 

 

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新生児の赤ちゃんのお口について

こんにちは。ニコデンタルクリニック歯科衛生士の日浦です。

私ごとですが1月末に元気な男の子を無事出産することができました。

現在は自宅で赤ちゃんのお世話に専念していますが、赤ちゃんのお口や成長発育について復習と勉強を兼ねてブログに書きたいと思います。

新生児の赤ちゃんのお口には上あごに哺乳窩といわれる乳首がおさまるためのくぼみがあり、そこに赤ちゃんは乳首をピタッとはめて舌を歯茎の少し先まで伸ばして乳首に密着させて波をうつようにしたを動かして哺乳をします。

生後2~3か月までの乳児の哺乳運動はほとんど反射運動によるものだそうです。

乳首やその他の物がふれるとそちらに顔を向け開口する探索反射、乳首を口腔に保持しようとする口唇反射、連続して乳を吸う吸啜反射、乳汁を飲み込む嚥下反射。

これらの反射が生まれながらに備わっているので誰も教えなくても上手に哺乳ができるんですね。

毎日授乳をしながら赤ちゃんのお口やいろいろなところを観察しています。毎日違う顔が見れて楽しいです。

 

 

 

 カテゴリ:小児歯科

フッ化物歯面塗布について

こんにちわ。ニコデンタルクリニック院長の西野です。

今回はフッ化物歯面塗布についてお話します。

歯科医院で使用しているフッ化物歯面塗布剤は9000ppmとフッ化物の濃度が濃く効果が持続します。

塗布後はうがいはせず、唾液を吐き出す程度にとどめ、塗布後30分は飲食を控えて頂くと効果的です。

3ヶ月から半年に一度継続して定期的に受けると効果が高まります。

当院では大人も子供も無料でフッ化物塗布を行っておりますのでご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。

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歯周病リスク

こんにちは、ニコデンタルクリニック歯科助手の翁長です。

今日は歯周病のリスクについてです。

ご自身の体を振り返って、当てはまる項目があるかチェックしてみてください。

・たばこを吸っている。食後の一服がやめられない。

・ストレスをいつも感じている。仕事が大変。

・歯並びが悪くて上手く磨けない。

・妊娠中。

どれかひとつでも当てはまったら、歯周病のリスクが高いかもしれません!

定期的に歯医者さんで検診とクリーニングをしてもらい、お家でもしっかりケアをすれば健康的な歯ぐきでいられます。

今の状態とリスクをチェックしましょう。       

 カテゴリ:未分類

プラークとは

こんにちは、ニコデンタルクリニック歯科助手の翁長です。

今日はプラークと何か、について書きたいと思います。

プラークとは細菌のかたまりです。

寝ているあいだなどに、細菌の出すねばねばした粘液で、歯にしっかりくっつきます。1日で目に見えるほど成長していきます。

虫歯や歯周病は、プラークによる感染症です。

歯石はプラークの死骸で、歯石のついているところは特にプラークの溜まりやすいところです。

プラークを壊し、取り除き、プラークのつきにくい状態に1日1回戻すことを、プラークコントロールと呼びます。

プラークと食べカス(細菌の栄養)を取ることがとっても大切です!

気になることがありましたら、検診にいらしゃって下さい。

 

 カテゴリ:歯肉炎

歯周病になりやすい人

こんにちは、ニコデンタルクリニック歯科助手の翁長です。

今日は歯周病になりやすい人についてです。

歯周病になりやすい人は、

・ヘビースモーカーの人

・糖尿病の人

・骨粗しょう症の人

・妊娠期、思春期、生理期、更年期の女性

・歯並びや噛み合わせの悪い人

・家系に歯周病の人がいるひと

・高齢の人

以上が歯周病になりやすい人です。

少しでも気になることがある人は、先生に相談してみてください!

 カテゴリ:歯肉炎

歯周病が体に及ぼす影響

こんにちは、ニコデンタルクリニック歯科助手の翁長です。

今日は歯周病から引き起こる病気について書きたいと思います。

成人の約7割が歯周病にかかってると言われていますが、歯周病はお口の中だけの病気ではないことが分かってきています。

歯周病の菌は気づかないうちに歯茎のなかに入り込み、それが血管の中を通って体中に流れていきます。その間に形をかえて、いろいろな病気の原因になっていきます。

たとえば、歯周病の人が心筋梗塞になる確率は、健康なお口の人の約2倍!

赤ちゃんが早産で産まれてくる確立は、健康なお口の人の約7倍!

その他にも、狭心症、脳梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎、関節炎、腎炎、メタボリックシンドローム、骨粗しょう症 など

歯周病はお口だけではなく、命にかかわる病気を引き起こす原因となります。

定期的な検診がどれだけ大切かよく分かりますね!是非検診とクリーニングお待ちしてます。

 カテゴリ:未分類, 歯肉炎

抜歯後の注意事項

こんにちは、ニコデンタルクリニック歯科助手の翁長です。

今日は抜歯後の注意事項について、書きたいと思います。

抜歯後は止血のためガーゼを咬んで圧迫止血します。30分くらいしっかり咬んでいただきます。その後も出血が止まらない場合は、新しいガーゼに取り替えて30分くらいしっかり咬んでいただきます。このときガーゼを替える前に手は綺麗に洗ってください。

抜歯したあとお口をゆすぐときはやさしくゆすいでください。強くゆすいだり何度もゆすぐと血が止まりにくくなったり、傷の治りも遅くなったり、痛みも出やすいので強くゆすがないようにしてください。

翌日まで唾に血がまじってうすい血がでることもありますが問題はありません。

抜歯した部分を指や舌でふれると出血したり、細菌に感染したりすることもあるのであまり刺激しないようにしましょう。

抜歯したところは当日は歯ブラシを当てないようにしてください。他の歯はよーく磨いて細菌感染をふせぎましょう。抜歯した歯も次の日から軽く磨いて大丈夫です。

抜歯後の注意点でした!

 

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定期検診の重要性

こんにちは!ニコデンタルクリニック歯科助手の翁長です。今日は定期検診の重要性についてお知らせしたいと思います。

治療を終えた後でもお手入れが不十分だったりしてしまうと、また悪くなって治療するといった繰り返しになってしまいます。

治療をしなくてもいいように、定期的なメンテナンスをおススメします!

予防歯科の先進国スウェーデンでは20年以上前から歯の定期検診を国民に義務づけてきた結果(最低3ヶ月に一度の歯の定期検診を受けるという義務)

75歳で平均19.5本の歯が残っているという驚きの結果が出ています!(義歯を入れる人は全人口の1.7%です)

一方、日本では痛くなった時に歯科医院に通うというスタイルの結果、75歳でわずか約10本の歯が残っているのが現状です。

約9~10本程差が出ています!

定期検診は早ければ早いほど効果的といわれています。ぜひ定期検診にいらしてくださいね!

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